『三宝（さんぼう）敬え』（十七条憲法　第二条）その三つの宝には、

• 仏本当に尊いこと「いのち」に目覚めた人
• 法本当に尊いことに目覚めた人の教え
• 僧法に学ぶ人達の集まり

という意味があります。 何が良いか、何が悪いか、様々な人の様々な考え方が入り交じり、混沌としている現代において、
私達の常識的な知識や価値観からではなく、どのような人でも、本当に尊いといえることを、
そのことに目覚めた人（仏）の教えから学ぶことは、とても大切なことなのです。

『和を以て貴しとす』 （十七条憲法　第一条）

人間社会は、そのどこをとっても集団生活です。
「みんななかよく」の根本は、権力や、命令ではなく、
一人ひとりがいのちの平等感に立ったところから生まれる
「みんな　いのちのなかま」であるという感覚なのではないでしょうか。

昭和49年、港湾団地(現ポートハイツ)の幼児人口増加に伴い、幼稚園入園難の時代に、
地域の方々を始め、各界の篤心家を中心とした幼稚園設置運動に応えて、
小港西教寺前住職 故 靍見明音師を設置者として現在地に設立されました。 その志を受け継いだ前園長 故 靍見 紘師のもと、預かり保育や通園バスの実施など
時代のさらなるニーズに応えていくとともに、「子ども夏祭り」・「わこうみんなのうんどうかい」など、
地域に開かれた幼稚園として地域社会と共に歩んでいます。